小ネタ集

小ネタ集 vol.4

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今回の小ネタ集は『円環の世界に、竜は啼ク』ストーリーがネタです。

現在リリースされている話までのネタバレがありますのでご注意ください。

小ネタ集

「円環」や「竜啼」と呼ばれる竜の時代のストーリー『円環の世界に、竜は啼ク』を紐解いていきます。

人の時代の前に居たとされる竜たちは主に聖書などで登場する「天使」をモチーフとしていることをご存知でしょうか。

ストーリーに出てくる「世界の外殻」は「竜の時代の環境維持システム」を意味しますが、聖書では「神が作った世界」のような位置付けとなっています。

これら世界観を背景に「円環」ストーリーに登場する七竜の由来を調べれば調べるほど「神」と「天使」と「人間」・・・この3つの関係が交錯する旧約聖書などをオマージュしたのでは?と思えるポイントが沢山出てきます。

※本記事では円環ストーリーにおけるネタバレや無宗教な私の個人的見解が大いに含まれますので知りたくない方は当記事を閉じてください。

【小ネタNo.12】竜種の紹介と由来

「円環」ストーリーに登場する七竜などの紹介とその由来と思われる情報をご紹介していきます。

「神ガ選ばぬ、革命を」ではバベルの塔を発現させたウロボロスやニムルの時代にどう繋がっていくのか…。

そのような想像を膨らませながらご覧頂ければ嬉しく思います。

〈紫竜・守護竜〉ザフィリス『暴食に屈せぬ節制の竜』

キャラ紹介

ザフィリス

七竜の中でも若い竜。戦闘能力が高く、守護竜と呼ばれる。

一方で他者の感情の機微に疎く、戦闘以外では頼りない。

ただ、人と真摯に向き合おうとする生真面目な優しさがある。

もうひとりの守護竜ニドヘガルはザフィリスの弟。

由来

ザフキエル

出典:wikipedia / ザフキエル

ザフィリスは、ユダヤ教の伝承に伝えられる「ザフキエル」と呼ばれている座天使の指揮官が由来だと思われます。

別名「ザフキエル」「ザフィエル」「ゾフィエル」と呼ばれ、「神の番人」「神の監視者」「神の知識」などを意味しており、天国を支配する7人の大天使の1人です。

また、この「ザフキエル」は、"にわか雨を司る"天使であり、生命の樹の3番目のセフィラ(至高の母)の守護天使でもあります。

人間との間に子をもうけようという天使の一派と合意したとされ(ネフィリム誕生の原因)、人間の持つ知識が適切か監視し、時にそれを導くとされています。

考察

円環ストーリーでザフィリスは"監視役"に徹し、雷雲を発生させる"守護竜"として"リルを誕生"させ、"セフィラの里"のワギナオとも関わっており、共通点が大変多いことに気付きます。

神革から円環に至る中、人の可能性たるニムルの辿るべき末路を観測する為にワギナオにとり憑いた亡霊という役割は、まさに神話をオマージュしたキャラであると言えるのではないでしょうか。

罪獣

罪獣ベルゼバブ

ザフィリスの出身地である暴食の層に対応する罪獣は「ベルゼバブ」です。

紫竜である紫のオーラや足の部分に獣化する前の面影があります。

〈風竜・知竜〉シュメイア『怠惰を踏破する勤勉の竜』

キャラ紹介

シュメイア

世界の存続(竜と人間の共存)を目指しており、世界の外殻が必要だと考えている。

好奇心旺盛で楽観的に見える行動もあるが、すべては優れた知性と的確な状況判断から答えを導き出している。

リルが成長したら、最後の目的地、傲慢の層にある「創世の祭壇」に連れていくようザフィリスに依頼。

由来

シェムハザ

出典:wikipedia / シェムハザ

シュメイアの由来は、ザフキエルが人間と子をもうけるという事を合意したとされる堕天使「シェムハザ」の可能性が挙げられます。

この「シェムハザ」は、人に様々な魔術を教えたり、人との間に子をもうけようと動いた堕天使のリーダーです。

これらは、リルを誕生させた事、怠惰の層で人々に技術を教えるストーリーとも重なります。

考察

エサイ・イグナシオとシャヘルが「シュメイア様にはオピネウス様と同様、真の意味で"罪竜"として覚醒して頂く」と話していたことからも、不吉な想像が膨らみます。

余談ですが、シュメイアの罪獣&聖石は「ベルフェゴール」です。

この世には後ろから読んでも同じ回文素数というものがあり、中でも有名なのが「ベルフェゴール素数」と呼ばれる数字です。

「1,000,000,000,000,066,600,000,000,000,001」

この数字の中心に登場する「666」と「両端の13個の0」は悪魔の数字と呼ばれ、聖書の黙示録「13章」で「666」の刻印をされ地獄に行く話も存在します。

また、ベルフェゴールは「金星の悪魔」とも呼ばれ、キリストが磔にされた「13日の金曜日」など不穏な情報が多いようですが果たして…。

罪獣

罪獣ベルフェゴール

シュメイアの出身地である怠惰の層に対応する罪獣は「ベルフェゴール」です。

歯車が至る所にあるデザインがスロウスシュタインを想起させます。

〈聖竜・刻竜〉クレーブル『色欲に染まらぬ純潔の竜』

キャラ紹介

クレーブル

一度決めたことは変えない頑固な性格。

堕罪者となってしまう”穢れ”から人々を守る治療方法の研究を行う特異な竜種。

竜に関心がなく、人間への態度は冷たいが、必ず守ろうと動く熱さを持っている。

由来

受胎告知

出典:wikipedia / 受胎告知

クレーブルの由来は、ザフィリスがクレーブルを「偉大な竜」と発言しているため、「ザフキエル」を越える格上の天使から着想を得ている可能性があります。

そこで、クレーブルが持つ「純潔」「白百合」というワードから、三大天使の1人「ガブリエル」が浮かんできます。

「ガブリエル」は「純潔」を象徴する天使でもあり、キリスト受胎を告げるために聖母マリアのもとを訪れた場面が描かれているレオナルド・ダヴィンチの絵画「受胎告知」でも有名です。

この絵画でも左手に白百合を持っており、クレーブルの水着念装で髪に着けている白百合の花(花言葉:純潔)とも合致します。

考察

受胎告知でも分かる通り、大天使ガブリエルは「神のメッセンジャー」の役割を担うことが多く、最後の審判ではヨハネに神の言葉を告げたり、ノアに方舟の建造を指示した天使です。

ノアはニムルの由来と思われるニムロデの祖先(「小ネタ集vol.2」参照)であることから、クレーブルがニムルの祖先である誰かを助けるような奮闘劇が展開されるかもしれません。

もし円環にはノア的な存在がいなかったとしても、天使間の大戦でも参戦したガブリエルが由来だとすれば、リルを見て命を賭してオピネウスと敵対することを誓ったクレーブルは物語終盤に重要な役割として再登場するのは間違いないでしょう。

罪獣

罪獣アスモデウス

クレーブルの出身地である色欲の層に対応する罪獣は「アスモデウス」です。

七つの大罪「色欲」のシンボルである「山羊」がモチーフとなっています。

〈炎竜・祖竜〉メルビレイ『嫉妬を覆す慈しみの竜』

キャラ紹介

メルビレイ

生命を育み満たす広大な竜界(海)を身が滅びた後の世まで残し、嫉妬の層が栄える未来を望んでいる。

人間への慈しみは竜種という上位種としての責務であり、たとえ拒まれても意に介することはない。

”滅び”、”罪”なるものに侵された竜のマギルの変質現象(自我の崩壊・獣化)も予言している。

由来

メルビレイ・リヴィアタン

出典:balcsika.deviantart.com

メルビレイの名前自体は、今から1200~1300万年前に実在したマッコウクジラ上科に属する化石クジラ類の「リヴィアタン・メルビレイ」が由来だと思われます。

出身地がエンヴィリアの元に当たる嫉妬の層で罪獣「レヴィアタン」に変身したこと、お供にいるセルジークがクジラの姿であることから信憑性が高そうです。

更に、この「リヴィアタン」の名の由来は聖書に出てくる海の怪物リヴァイアサン(レヴィアタン)から来ています。

この海の怪物リヴァイアサンは、旧約聖書に登場する海中の聖獣であり、天地創造の5日目に造りだされた存在であり、古代の竜というメルビレイと重なります。

また、このリヴァイアサンは世界の最後の日には食料となる宿命も背負っています。

考察

4章で「この層から離れずワシは待つしかない」と言っているメルビレイ。

人々を助けるため最後に生贄になるような伏線回収の展開が待っているのかもしれません。

罪獣

罪獣レヴィアタン

メルビレイの出身地である嫉妬の層に対応する罪獣は「レヴィアタン」です。

シャチを数口で食べてしまう史上最大の捕食者メガロドンと並ぶ海の頂点捕食者メルビレイらしい鋭い歯のイメージそのままです。

〈黎竜・調竜〉リンドレイク『憤怒を退ける寛容の竜』

キャラ紹介

リンドレイク

古き竜の選別者。正しきを許し、悪しきを断ずる。

竜種の引き起こした過ちを見つめ、竜種が上位種として振る舞うことを嫌う。

人間に干渉しない姿勢は冷酷に見えるが、人間の在り方を尊重し受け入れる寛容さによるもの。

メルビレイとは親しき友であったが、”慈愛”を捨て、人の守護たる在り方を選んだときに決別。

由来

ウリエル

出典:wikibooks / ウリエル

個人的には、七大天使ウリエルと伝説の竜をミックスさせたキャラではないかと推測しています。

ウリエルは天使の中でも厳格さにかけては随一で世界を見守ると語っており、最後の審判の時には神を冒涜する者を業火で焼き払い、全ての魂を審判の席に座らせる役割を担っています。

また、ヘブライの伝承『アダムとイヴの生涯』では、ウリエルが焔の剣を持ってエデンの園を守っています。

一方、竜の方の由来として、ヨーロッパでは伝説上の大蛇ないし翼を持つ竜を「リンドブルム」と呼んでいます。

スカンディナヴィアでは、たてがみを備えた馬の頭と蛇の胴をもった海の怪物として知られているようです。

また、イギリスでは、翼を持たない「リンドブルム」の個体を「リンドドレイク」と呼ぶそうです。

考察

神話的背景が薄いためか、タガタメでは中立的立ち位置で人間の在り方を尊重しています。

人間への干渉、未来への干渉を許さず、ただ竜は失われたモノとして観測を続ければ良いと考えていますが、楔により自らの竜体を破壊されるに至ったオピネウスに対し、5章以降にて復讐し断罪する的な事に関与するかもしれません。

罪獣

罪獣サタン

リンドレイクの出身地である憤怒の層に対応する罪獣は「サタン」です。

罪獣化する前の馬のたてがみのような面影があります。

強欲竜の予定(リリース後更新予定)

キャラ紹介

2022年12月現在、未登場。リリース後更新予定。

強欲の反対意の「分別」の竜であることが予想されます。

メルビレイが滅びた後、次代の慈愛の席を得ていたはずの竜と言われるニドヘガルの可能性もありますが、強欲の竜の名前は円環ストーリーでは全く登場していないので分かりません。

由来

考察

2022年12月現在、未登場。リリース後更新予定。

第4章で強欲の竜に竜姫(リル)を連れ去られたというのが正しい歴史だと堕罪者ザフィリスがワギナオに語っています。

また、海賊の船長ラオンが強欲の層から移り住んできた人間であり、嫉妬の層は人間が当たり前に生きていける良い層だと発言していることから、強欲の層は人間には住みづらい環境であることが窺い知れます。

罪獣

罪獣マンモン

~の出身地である強欲の層に対応する罪獣は「マンモン」です。

傲慢竜「オピネウス」の予定(リリース後更新予定)

キャラ紹介

2022年12月現在、未登場。リリース後更新予定。

傲慢の反対意の「謙虚」や「忠義」の竜であることが予想されます。

人間に道を譲ることを贖罪・救済と考え、人間と共に生きることを諦め、世界の外殻を廃絶することを目指している竜種の長。

エサイ・イグナシオやシャヘルを従わせ、七竜の罪獣化を目論んでいる。

由来

ルシファー

出典:wikipedia / ルシファー

堕天してルシファーになる前の熾天使「ルシフェル」の可能性が高いと思います。

神話におけるルシフェルは四大天使の師(全ての天使長)でしたが、自分よりも人間を可愛がる神々に不満を持ち弓を引く事になります。

ですが、ルシフェルは神の使いであるミカエル(四大天使No.1)の軍勢に敗れ、堕天使(悪魔ルシファー)となりました。

「神々に叛逆する」という面では、世界の外殻(=神)を廃絶し創世を完了させる決断をした「オピネウス」にも重なるところがあるのではないでしょうか。

尚、創世の祭壇があるとされる傲慢の層の都市「ヒエロソリュマ」は、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地である世界最古の都市「エルサレム」をヘブライ語読みしたものです。

考察

2022年12月現在、未登場。リリース後更新予定。

神話でのルシファーの顛末、神革の最終ボスのような位置付け等から想像すると、今後、オピネウス vs 他の七竜&リル(神の子)の図式のストーリーへ進む事が予想されます。

ただ、聖書の話をなぞるだけの物語でない事は神革でも明らかであるため、終盤の核となるストーリー部分はどう転ぶか正直読めません。

罪獣

罪獣ルシファー

~の出身地である傲慢の層に対応する罪獣は「ルシファー」です。

天使の九階級のうち最上位とされる熾天使は六枚の翼を持っていますが、ルシファーは十二翼あるという特徴が反映されています。

リル

キャラ紹介

リル

世界の外殻に居るウロボロスとの交信・保護を目的とし、人間に竜のすべてを受け継いでもらう希望として、シュメイアとザフィリスによって生み出された。

リルは”ウロボロスの意識体”に器(竜体)を与えられたものであり、シュメイアに”海”という意味で名づけられた。

由来

旧約聖書では、人間と天使の間で生まれた子は巨人の種族「ネフィリム」とされています。

ネフィリムは1400mもある個体もあったとされていますが、バベルの塔の建造に大きく貢献したと言われており、神革で登場したウロボロス・レガシーと微妙に重なります。

その後、ネフィリムは暴走し、それを見かねた神が大洪水を起こして滅ぼされる(1体だけ生き残る)ことになりますが、ノアの方舟によって生き延びる人間を助けるというのが聖書の記述です。

一方、別解釈として、リルは「ウロボロス(≒神)の意識体に器を与えたもの」とストーリー内で説明されているので「神の子」という解釈もできるかもしれません。

これが後の「イエス・キリスト」的な存在として登場させているのか、まだ判断が難しいところです。

考察

『リルが世界を学び、外殻と繋がればウロボロスは世界の内側の”敵(オピネウスたち)”をも認識する可能性がある』

というクレーブルの発言からリルがウロボロスと意志疎通できる存在であることは確実で何らかの強大な力、あるいは、ウロボロスに代わって何かを行使する力を発動してオピネウスと戦う未来が見えます。

【小ネタNo.13】円環ストーリーにおける豆知識集

「円環」ストーリーをより楽しむために、用語や登場人物について少しストーリー内のコメントからの引用などを交えて補足します。

円環ストーリー

ザフィリスの記憶を喰らい、ワギナオが自身の犠牲をはらってニムルの創世の儀を止めるため、古き種族"竜"の時代に挑むストーリー。

世界の外殻

竜の時代の環境維持システム。

クレーブル曰く、世界を維持するための防壁であり、同時に外敵を排除する機能も有している。

また、世界の外殻とは変化したマギルを大地深く無色のマギルに還す循環を司っている。

オピネウスの狙い

世界の外殻は”外”に向けた外敵排除システムだが、リルが世界を学び外殻と繋がればウロボロスは世界の内側の”敵(オピネウスたち)”をも認識する可能性があり、それをオピネウスらは恐れており完全破壊を望んでいる。

マギル

マギルとは、世界に満ちる力。マギルは知性体の”意志”によってその色を変える。

怒りの色。嘆きの色。希望の色。慈愛の色。

魔法や竜の理法といった力は、このマギルに色をつけることで起こる現象。

ただし、強い意志で変化された極限の色のマギル(黒のマギル)はそれ以上変化しない。

このマギルに塗り潰されてしまった者が堕罪者となる。

竜の技術

万物の源マギルによって駆動する装置。

マギルは竜の血とも呼ばれる、万能のエネルギーリソース。

竜種はこれをより効率的に利用するため、外部装置を利用。

堕罪者ワギナオ

竜の時代のザフィリスとは別の自我。ただ見定める者。

人の可能性たるニムルの辿るべき末路を観測する為にワギナオにとり憑いた亡霊。

尚、それに対し若いワギナオは「求道者ワギナオ」と呼んでいる。

竜種

本来自然より派生した天災の具現に過ぎぬもの。意志も想いも仮初めの紛い物に過ぎない。

竜の核を取られない限り死なない。(by リンドレイク)

守護竜ニドヘガル

ザフィリスの弟である守護竜。

ニドヘガルは神革第1章後編で登場。ニムルたちに敗れスーガの森で倒れる。

罪獣

罪獣とは、ウロボロスを倒す為に造られたモノ。

罪獣にてシステム・ウロボロスの中枢を内部から侵食するはずだったが、七竜は敗れた。

そして、罪獣は罪を蒐集する獣になり果てた。

罪竜は死なず、その魂の情報が刻まれた核が無事である限り何度でも蘇る。

その知性と意志を代償として。

世界の外殻を穿つための七つの楔。

楔により竜を罪獣化させることができる。

天覆う外殻の一部であるため、共鳴し合う。

エサイ・イグナシオ

オピネウスに人の王と認められた傲慢の層の戦士であり後継とされる存在。

イグナシオの始まり。

マギルを乱す阻害の弾丸を放ち、その砲銃は竜をも殺すと言われている。

シャヘル

オピネウスに設計された群体。人間のカタチと思考を模した身。

オピネウスの理想・行い・愚行のすべてを記録している。

楔の担い手を選定する役目もあり。

神革では傲慢罪域の長で『円環の蛇』の首領。

セルジーク

メルビレイが司った海の力を受け継いだ。

異なる大地と大地を繋ぐ力もある。

神革では嫉妬罪域の王女ニカイアのお供としても登場。

マティア

異邦の民(セフィラの民の最初のひとりである戦士)。

エイデスやローレアムとは傭兵として知り合った仲。

強き敵との戦いを求めている。

メサルティム

”白き盾”と呼称される竜の至宝の担い手。

メルビレイがシュメイアに依頼し、人の魂に新しい肉体を与え創り出した後継的存在。

リルと出会い、人の命を守ることに目覚める。

その後、リンドレイク戦でメルビレイから竜の器(竜体)を授かる。

ローレアム

憤怒の層にあるシナイの霊山に立ち入ることができる。

人の行く末を憂いたリンドレイクから赤の剣を託された。

赤の剣

リンドレイクが産まれ持った使命「善悪の裁定を為すための理法」を封じた剣。

マギルそのものを斬ることができるため、堕罪者も倒すことが可能。

神革では「スルバ」が赤の剣師として受け継いでいる。

まとめ・感想

今回、天使50体ほどの特徴、聖書での各天使の話や文献、宗教による違い、タガタメのストーリーの見直しやキャラの特徴を事細かく見る必要があり、想像以上に調べるのは大変でした。

宗教には疎いのでかなり予想が外れている由来や考察もあると思うのですが、円環ストーリーの奥深さや創作している運営陣の努力を私自身感じることができました。

『すべてを背負わされた少女と彼女を救おうとした愚かな邪竜のほんのささやかな、逃避行の物語』と銘打っているだけあってなんとなく終盤は悲しい結末となりそうですが、聖書や神話との共通点や違いを感じながら、皆さんも円環ストーリーを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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